1年で聖書を!
◆ レビ記8-10
◆ マタイ25:31-46
◆ レビ記8-10
◆ マタイ25:31-46
聖書のみことば 使徒6:8-15; 7:54-60
見なさい。……人の子が神の右に立っておられるのが見えます。
―使徒7:56
スーザン・ボイルは成人した後の人生の大半を、年老いていく母親の世話をしながら愛猫ぺブルズと暮らし、教会で歌っていました。どう見てもミュージカルのスーパースターにはほど遠い、地味な感じの人でした。タレント・ショーに出演したとき、聴衆がせせら笑いを浮かべたのは、そのせいでしょう。けれども彼女は、冷たい人たちにひるむことなく見事に歌いました。ついに聴衆は、総立ちで拍手喝采を送りました。
初代教会の時代、ステパノは敵意に満ちた群集に向き合っていました(使6-7章)。聖職者たちの議会は、ステパノが神を冒涜(ぼうとく)したという偽証に耳を傾けましたが(6:13)、ステパノは、神のみことばの真理を語って応じました。それは、彼のキリストを信じる信仰をますます強くしたのです。最後に、ステパノは言いました。「見なさい。天が開けて、人の子が神の右に立っておられるのが見えます」(7:56)。すると人々は、彼に石を投げつけました(58節)。天国からステパノを見つめておられた主イエスは、ステパノを喜んで御国に迎えられたのです。
たいていのクリスチャンは、これほどひどい敵意に遭遇したことはありません。しかし、私たちはみんな、圧力をかけられても「主にあってしっかりと立」つべきです(ピリ4:1)。キリストを語ったり、歌ったりする声は、世間に黙らされてはいけません。イエスのために声を上げるなら、いつも地上の人々に気に入られるとは限りません。しかし、天国においては、確かにイエスが認めてくださいます。それこそが、一番大切なことです。
信仰が反対されているなら、価値あることをしているしるしかもしれない。
トピック:
迫害