1年で聖書を!
◆ レビ記25
◆ マルコ1:23-45
聖書のみことば ガラテヤ6:1-10

 
互いの重荷を負い合い、そのようにしてキリストの律法を全うしなさい。―ガラテヤ6:2


最近のことですが、私たち夫婦は、私が教えている大人の日曜学校の生徒から食事に招待されました。ところが彼女は、私たちのために一生懸命料理をしていて、人差し指を深く切ってしまいました。私たちは、彼女に付き添って救急外来に行きました。そして、その間、祈っていました。彼女は数時間待たされて、やっと医者に診てもらえました。

私たちはこの人を家に送り届けましたが、彼女は、準備した料理を一緒に食べていって欲しいとしきりに言いました。

その日、私たちは素晴らしい交わりをしました。会話がはずみ、霊的にも祝福されました。彼女は食事をしながら、自分の辛い過去を打ち明けてくれました。そして、その人生の浮き沈みの中で、すばらしい恵みの神が、人生に介入してくださったのだと証しました。

私たち夫婦は、病院に急行するという予期せぬ出来事と、その後にできた分かち合いについて、後から思いを巡らしました。そして、心に浮かんだ聖書のみことばは、「互いの重荷を負い合い、そのようにしてキリストの律法を全うしなさい」(ガラ6:2)でした。けがをしたときに手を差し伸べる人がそばにいたことで、彼女は祝福を受けました。しかし、その後、彼女は私たちの祝福となりました。心づくしのもてなしと美味しい食事で祝福してくれたのです。

あの体験から思います。「互いの重荷を負い」合うなら、痛みを伴う体験は豊かな交わりの入り口になるかもしれません。

(Dennis Fisher)

助けの手は重荷を軽くできる。