1年で聖書を!
◆ Ⅰサムエル記27-29
◆ ルカ13:1-22
◆ Ⅰサムエル記27-29
◆ ルカ13:1-22
聖書のみことば イザヤ書26:1-9
あなたは全き平安のうちに守られます。その人があなたに信頼しているからです。―イザヤ書26:3
アイスランドの火山爆発による火山灰が上空を覆ったために、2010年4月、ヨーロッパ各地の空港は5日間にわたって閉鎖されました。約10万便が運休し、世界各国の多くの乗客が地上で待機しなければなりませんでした。大切な行事に出席できなかった人や、商機を逸して損害を被った会社などがありました。いつ平常に戻るのかは、誰にも分かりませんでした。
自分たちの計画が崩れて取り返しがつかなくなった場合、私たちは、そのいらだちや遅れをどう扱えばよいのでしょう。イザヤ書26章3節と4節は、人生の嵐に遭った人たちにとって、碇(いかり)とも言えるみことばです。「志の堅固な者を、あなたは全き平安のうちに守られます。その人があなたに信頼しているからです。いつまでも主に信頼せよ。ヤハ、主は、とこしえの岩だから。」不都合で困ったことや、心がズキズキと痛むできごとが起こったときでも、この神の固い約束は、しっかり心に留め、寝る前には復唱すべきものです。
今、計画が頓挫してしまったなら、心は状況の上に留まってしまいますか。それとも、心を主に向けますか。遅れでいらいらしているとき、神の愛を信頼していますか。フランシス・ハーベルゲルは聖歌471番の中で、私たちの求める平安を本当に美しいことばで表しています。それは「神のたもう安けさ」です。
神の御手に私たちの問題を委ねるなら、私たちの心には、神の平安が与えられる。