分かっていない
◆ Ⅰサムエル記10-12
◆ ルカ9:37-62
私はだれに対しても自由ですが、より多くの人を獲得するために、すべての人の奴隷となりました。―Ⅰコリント9:19
クリスチャンのスポーツ記者がメジャーリーグ選手の控え室を訪れました。ふたりが話していると、フロントの人が通りかかり、惨敗したにも関わらず「クリスチャン話」をしていると気づきました。この人は「試合のインタビューをちゃんとしろ」と記者を怒鳴りつけて立ち去りました。オールスター試合のピッチャーでもある選手は、記者にあやまりました。「悪かったね。彼は何も分かってないんだ。」
戒めを学ぶ
◆ Ⅰサムエル記7-9
◆ ルカ9:18-36
すべての懲らしめは、そのときは喜ばしいものではなく、……後になると、……平安な義の実を結ばせます。―ヘブル12:11
私には、子どもの頃のはっきりとした思い出があります。幼稚園の先生に何と言われたのかは覚えていませんが、私は彼女に向かって「黙れ!」と言ったのです。そのときのことは忘れもしません。彼女は「家に帰りなさい」と言いました。そこで私は、教室を出て、数十メートル先の我が家に向かって歩き出しました。そして歩道を進んでいくと、裏庭の草むしりをしている母の姿が見えました。さあ、どうしましょう。私はここで、戦略的な選択に迫られました。そのまま進んで幼稚園を早引きした理由を母に話すか、それとも幼稚園に戻って先生と対峙(たいじ)するかです。
思いやりで知られる
◆ 士師記16-18
◆ ルカ7:1-30
彼はりっぱな人物で、聖霊と信仰に満ちている人であった。こうして、大ぜいの人が主に導かれた。―使徒11:24
マーク・グラハム陸軍少将は、2年間、コロラド州のフォート・カーソン基地の司令官でした。彼は兵士たちに親切に接することで知られ、みんなに愛されていました。軍の同僚は、「彼ほど思いやりがあって、兵士たちとその家族の幸せを気にかける指揮官に会ったことがありません」と話しました。マークと妻のキャロルは、ひとりの息子を自殺で失い、もうひとりの息子を戦闘で亡くしました。そのようなことがあって、ふたりは決心しました。任務が原因で心に病を負った兵士やその家族たち、また、戦死した兵士の家族たちを助けるために、自分たちをささげることにしたのです。