1年で聖書を!
◆ Ⅰ列王記21-22
◆ ルカ23:26-56
聖書のみことば 箴言6:6-11

 
[蟻は]夏のうちに食物を確保し、刈り入れ時に食糧を集める。―箴言6:8


私は毎年、ある特別なことをして春の訪れを祝います。それは、蟻駆除の毒餌を購入することです。この小さな侵入者たちは、台所の床に落ちている食物のくずを探して、絶え間なくやって来ます。食べ物の好き嫌いはありません。ポテトチップスのくず、米粒、チーズのかけらなど、何でもよいのです。

蟻は、私にとって厄介者ですが、ソロモン王はその勤勉さをたたえました(箴6:6-11)。ソロモンは、蟻は自主的だと指摘しました。蟻は「首領もつかさも支配者」(7節)もいないのに、よく働きます。また、目前の必要が無くても、夏の間に必需品を集め、収穫期に食物を集めようと忙しく働きます(8節)。それで、冬がやって来ても食べ物の心配がありません。この働き者たちは、春までの十分な食料を少しずつ備蓄してきたからです。

私たちは、蟻から学ぶことができます。神が豊かに与えてくださる時には、乏しい時のために備えることができます。神はすべてを与えてくださるお方です。その中には、仕事をする能力も含まれています。私たちは、勤勉に働き、神がくださったものを賢く管理し、神が面倒を見てくださるという約束を信じて平安を得るべきです(マタ6:25-34)。

「…蟻のところへ行き、そのやり方を見て、知恵を得よ」(箴6:6)というソロモン王のアドバイスを忘れないようにしましょう。

(Jennifer Benson Schuldt)

今日、神を信頼し、明日に備えよう。