1年で聖書を!
◆ ヨブ記32-33
◆ 使徒14
聖書のみことば ガラテヤ6:6-10
 
善を行うのに飽いてはいけません。―ガラテヤ6:9

ダンは高校の卒業式で、15分間のスピーチをすることになりました。卒業までの道のりについて語り、お世話になった人たちに謝辞を述べる内容でした。

私も式に参列しました。そして、会場を見渡しました。そこには色々な人たちがいました。父母、教師、友人、地域の教会の牧師、部活のコーチなどです。ダンは、さまざまな人が自分に関わってくれたことを具体的に話しました。ある女性は「まるで、叔母さんのようで、いつもそばにいてくれました。」また、ある30代の男性は「聖書の話をよくしてくれ、相談に乗ってくれたり、アドバイスしてくれたりしました。」別の人は「怠けずに頑張ることを教えてくれました。」また、「母親に代わって、毎日フットボールの練習の送り迎えをしてくれた」教会の人もありました。「自分の息子のように親身になって関わってくれた」夫婦もありました。様々な人がダンと関わりましたが、彼らには、共通点がありました。みんな無名の普通のクリスチャンだということ、そして、ダンの人生に影響を与えたということです。
 

パウロは「すべての人に対して、特に信仰の家族の人たちに善を行いましょう」と呼びかけています(ガラ6:10)。ある人に関心を傾けて、その人のために行動するなら、彼(彼女)の人生が作られていく手助けをすることができます。そして時が来れば、ダンの場合のように、「刈り取る」(9節)ことになるかもしれません。

自分のまわりを見渡してください。あなたの手助けを必要としている人はありませんか。

(Anne Cetas)

できる限り多くの良いことを、できる限りの方法で、できるだけ多くの人にしよう。それができる間に。