1年で聖書を!
◆ 詩篇33-34
◆ 使徒24
聖書のみことば 詩篇33:13-22
 
御住まいの所から地に住むすべての者に目を注がれる。―詩篇33:14

先日、コロラド州の自宅からグーグルマップを使って、20年前に家族で住んでいたケニヤの首都のナイロビ近辺を「散歩」してみました。私は、パソコンに表示された人工衛星の画像から、なじみの道や目印、建物などを見つけることができました。歩行者の目線で撮影された画像がある場所もあり、まるで、自分の足であの街角に立っているようでした。

これはすばらしい眺めでしたが、神が世界をご覧になるときの体験のごく一部を味わったに過ぎません。

 
詩篇の作者は、神が見てくださることを賛美して、次のように述べました。「主は天から目を注ぎ、人の子らを残らずご覧になる。…主は…彼らのわざのすべてを読み取る方。…主の目は主を恐れる者に注がれる。その恵みを待ち望む者に。…ききんのときにも彼らを生きながらえさせるために」(詩33:13-19)。

感情のない人工衛星とは違って、神は、私たちや私たちのすることを、愛情を込めてご覧になります。また聖書は、私たちが神を信頼し、神に従うことを、神ご自身が望んでおられると啓示しています。神が私たちから目を離されることはありません。ご自分に望みを置く人々すべてを、そばでじっと見守ってくださいます。

自分は毎日、神の視野に入っていると気づくならば、イエス・キリストを信じる信仰によって神を知る人たちは、大きな励ましを受けるでしょう。

(David McCasland)

神に目を注ごう。神はあなたから決して目をそらさない。