1年で聖書を!
◆ 詩篇35-36
◆ 使徒25
聖書のみことば Ⅰペテロ4:7-11
 
互いに励まし合い、互いに徳を高め合いなさい。―Ⅰテサロニケ5:11

一緒に旅をしていた友人は、すごく疲れているようでした。空港のカウンターでは、必要書類がさっと出せません。予約番号の紙も見つかりません。カウンターの係員は、笑顔で辛抱強く待ち、友人のチェックインを手伝ってくれました。彼女は搭乗券を受け取ると「次はどこへ行けばいいのですか?」と尋ねました。すると係員はにっこり私を指差し、「お友達のそばから離れないでください」と答えました。

人生に疲れたと感じているとき、「友達のそばにいる」というのは良いアドバイスです。イエスが最も親しい友ですが、この世を生き抜いていくために、同じ信仰を持つ友達との親しい関係も必要です。
 

ペテロの最初の手紙(Ⅰペテ)は、信仰のために迫害され、互いを必要とする人たちに向けて書かれました。第4章では、互いのために祈り、「熱心に愛し合い」(8節)、「親切にもてなし合いなさい」(9節)と述べました。また、霊の「賜物を用いて、互いに仕え合いなさい」(10節)とも伝えました。聖書は他の個所でも、神から受ける慰めによって互いに慰め合うように(Ⅱコリ1:3-4)とか、「互いに励まし合い、互いに徳を高め合いなさい」(Ⅰテサ5:11)と教えています。

大変なことが色々あって心底疲れたと感じるとき、信仰を同じくする信頼できる友のそばにいるならば、苦難を切り抜ける助けとなります。

(Anne Cetas)

敬虔な友達のそばにいれば、神の近くにとどまる助けとなる。