1年で聖書を!
◆ 詩篇97-99
◆ ローマ16
聖書のみことば Ⅰサムエル記20:30-42
 
ヨナタンの心はダビデの心に結びついた。ヨナタンは、自分と同じほどにダビデを愛した。―Ⅰサムエル記18:1

夜中に助けが必要なとき、電話をかけられる友人がいますか。レイ・プリッチャード牧師は、このような人を『午前2時の友』と呼んでいます。緊急事態が起こって電話をすると、その友だちは、ふたつの質問をするでしょう。「今どこにいるの?」「何をして欲しいの?」。

『午前2時の友』は苦難のときには欠かすことができない存在です。ダビデにとって、ヨナタンはまさにそうでした。ヨナタンの父、サウル王はダビデの人気と神からの祝福をねたみ、彼を殺そうとしました(Ⅰサム19:9-10)。ダビデは逃亡して、友ヨナタンに助けを求めました(20章)。ダビデを野原に隠れさせ、ヨナタンは父と食卓を共にしました。そして、父がダビデを何としても殺そうとたくらんでいることが分かったのです(24-34節)。
 

ふたりは親友だったので、ヨナタンは「ダビデのために心を痛め」ました(34節)。父には殺意があると警告し、ダビデに退去するように伝えました(41-42節)。ダビデは何と素晴らしい友を持っているかと思いました。ふたりは共に泣いたと聖書は語りますが、「ダビデはいっそう激しく泣いた」のです(41節)。ふたりの心はひとつでした。

苦境に陥ったときに、頼りにできるクリスチャンの友はいますか。また、あなたを『午前2時の友』と言ってくれる人はいますか。

(Anne Cetas)

真の友は、困難な時に支えてくれる。