1年で聖書を!
◆ 詩篇135-136
◆ Ⅰコリント12
聖書のみことば Ⅱ列王記22:8-23:3
 
私は主の宮で律法の書を見つけました……―Ⅱ列王記22:8

 ある日曜日、私は教会の子どもたちに言いました。「教会堂に聖書個所を書いた巻物を何本か隠しておいたから、それを捜してごらん。その巻物を見つけて、そこに書かれている聖書のみことばを大きな声で読んだら、先生が賞品をあげるよ。」みなさんにも、あの子どもたちの様子を見て欲しかったです。彼らは会堂中を駆け回り、椅子を動かしたり、植木鉢を持ち上げたり、(許可をもらって)大人のバックの中を捜したりしました。彼らはワイワイ楽しみながら、けれども必死になって捜しました。そして、巻物を見つけ出しました。みことばを見つけて喜ぶ子どもたちや、応援しながら一緒になって喜ぶ大人の様子は、私たちに神のみことばを求めることの大切さを再認識させてくれました。

列王記第二22~23章の中には、ヨシヤ王とユダの民衆が、神のみことばを知る喜びと、その大切さを再発見したことが書かれています。主の宮を再建していたとき、大祭司ヒルキヤが「律法の書」を発見しました。マナセ王の時代に失われたか、隠されたのでしょう。その巻物は、ヨシヤ王の前で読み上げられましたが、彼はそれを聞いて即、神に応答しました(Ⅱ列22:10-11)。また、より深くみことばを理解しようとしました(12-20節)。さらには、神のみことばに従って生きるように民を指導しました(23:1-4)。

 
私たちの多くは今、かつてないほど容易に聖書を手に入れ、神のみことばを読むことができます。聖書の教えを日々、発見しようと、新鮮な気持ちで真剣に取り組みましょう。そして、みことばに導かれて生きる人生の違いを行動で表しましょう。

(Marvin Williams)

生きたみことばであるキリストを知ることは、文字になったみことばである聖書を愛することだ。