1年で聖書を!
◆ エゼキエル書11-13
◆ ヤコブ1
聖書のみことば ヨナ書1
 
無慈悲、憤り、怒り、叫び、そしりなどを、いっさいの悪意とともに、みな捨て去りなさい。―エペソ4:31

今週、神は秋の大掃除をなさいました。強風を送って、まわりの木々を揺さぶり、枯れた枝をふるい落とされました。風が止むと、私には庭の後始末が待っていました。

私の人生においても、神は似たようなことをなさいます。嵐のような状況を与えて、私がなかなか手放さない「枯れた枝」をふるい落とされます。例えば、私がしていた教会の奉仕の中で、かつては良い働きをしていたけれど、今では成果を上げていないものです。ついついやってしまう悪いくせや、霊的成長を妨げる頑固さなどは、それ以上に落とされるべきものです。
 

自分に固執し続けるとどんなことになるのか、旧約聖書の預言者ヨナは悟りました。

ヨナは、神を愛する以上にニネベの人々を憎んでいたので、神は、大風を送られました。そして、ヨナを大魚に飲み込ませました(ヨナ1:4、17)。神は逃げようとした預言者のいのちを、取らずに守ってくださいました。そして、彼を思いがけない場所に閉じ込められました。ヨナにもう一度、従うチャンスを与えてくださったのです(2:10、3:1-3)。

木から振り落とされた枯れ枝は、「捨て去りなさい」と神が言われているものについて考えさせてくれました。パウロは、エペソ人への手紙の中で「無慈悲、憤り、怒り、叫び、そしり」などを捨て去りなさいと語ります(エペ4:31)。神に揺さぶられ、ふるい落とされたものは、捨て去らなくてはなりません。

(Julie Ackerman Link)

キリストの洗浄力をもってすれば、どんなにしつこい罪のしみも落とすことができる。