1年で聖書を!
◆ レビ記24-27
◆ レビ記24-27
聖書のみことば イザヤ書55:8-11
わたしのことばも、むなしく、わたしのところに帰っては来ない。―イザヤ書55:11
ハンガリーの作家カリンティ・フリジェシュが80年前に「鎖」と題した短編小説を書いて、全世界のどんなふたりでも、5人以下を介して必ずつながっているという仮説を立てました。近年この仮説は再び勢いを得て、「六次の隔たり」と呼ばれています。もちろん、これは証明された理論ではありませんが、世界中の人たちをつなぐ力学というものは確かに存在します。それは神の知恵と摂理です。神の知恵と摂理は、みことばを通して生きていて、神のみこころは成し遂げられます。
数年前、一度も会ったことのない男性から手紙が届きました。私が近所の友だちに送ったカードが、めぐりめぐってこの男性に届き、当時、疲れきって望みを失いかけていた彼を励ましてくれたというのです。私がカードを送った友人が、それを別の友人に渡し、その友人がまた別の友人に渡して、やがて、彼のところにたどり着いたようでした。
神の知恵に導かれて書いた愛のひとことが、聖霊の翼に乗って誰かのところに届けられ、その人の人生を永遠に変えることになるかもしれません。
ですから、神のみことばで自分自身を満たしましょう。そして、神のみことばを祈り心で届けましょう。それが神の目的にかなって用いられることを祈りつつ、そのようにしましょう。
花は自分の香りがどうなるのかを知らないように、私たちも自分が周りにどう影響を与えるか知らない。