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◆ 申命記29-31
◆ 申命記29-31
聖書のみことば ヨハネ12:1-8
マリヤは、非常に高価な、純粋なナルドの香油三百グラムを取って、イエスの足に塗り、彼女の髪の毛でイエスの足をぬぐった。―ヨハネ12:3
イエスが十字架にかかる少し前、マリヤという女性は、イエスの足に高価な香油を注ぎました。そして、さらに大胆なことに、彼女は自分の髪でイエスの足を拭いたのです(ヨハ12:3)。マリヤは一生かかって蓄えたかもしれないものをささげただけではなく、自分の評判すら犠牲にしました。というのは、当時の中東の文化では、良家の女性なら公の場では髪を下ろしたりはしませんでした。しかし、真の礼拝とは、他人の目などを気にしません(Ⅱサム6:21-22)。イエスを礼拝するためならば、下品だとか不道徳だとかと思われても構わない、とマリヤは考えたのでした。
教会へ行くときは、他の人たちから悪く思われないために、完璧でなければならないと思っている人がいるかもしれません。服装も髪もきちんと整っていなければならないと思っているのです。しかし、健全な教会とは、完璧な外見で弱さや欠点を隠さなくても良いところです。私たちのあるべき姿は、欠点を隠して強く見せることではなく、弱い部分を明らかにすることを恐れない強さがあることです。
礼拝とは、問題が無いように装うことではありません。むしろ、すべてが正しいことを確認するときです。すべてとは、神との関係、人との関係における、すべてです。「髪を下ろす」ことが最大の恐怖ならば、私たちの最大の罪はたぶん、髪をきつく結っていること、つまり、裸の自分で神に向き合わないことでしょう。
正しい礼拝は、神とも人とも正しい関係にあるときにだけ、ささげることができる。
トピック:
賛美/礼拝