1年で聖書を!
◆ ヨシュア記16-18
聖書のみことば ヨハネ20:19-29
 
戸が閉じられていたが、イエスが来て、彼らの中に立って、「平安があなたがたにあるように」と言われた。―ヨハネ20:26

私の集う教会では「この部屋には」という歌をよく賛美します。その歌の出だしは「この部屋には、私のような者にも有り余るほどの愛がある」です。みんなで礼拝に集い賛美をするなら、クリスチャンは励まされます。けれども、本当に大切なことは、礼拝の場にキリストがおられるということです。この歌は、そのことを教えてくれます。しかし、それ以上のことが言えます。キリストがおられる場所は教会堂だけではありません。どんな部屋にも、私たちが居るなら、キリストは共におられます。

あなたは今これを、どこで読んでおられますか。台所ですか、電車の中ですか。病院や介護施設、それとも刑務所の独居房でしょうか。人生にとって最良の場所、あるいは最悪の場所かもしれません。不安の中におられるかもしれません。

キリストが十字架にかかられた後、弟子たちはいつもの場所に集まりました。聖書には「弟子たちがいた所では、ユダヤ人を恐れて戸がしめてあったが、イエスが来られ、彼らの中に立って言われた。『平安があなたがたにあるように』」と書かれています(ヨハ20:19)。1週間後、イエスは鍵のかかった部屋に再び現れ、弟子たちに平安をくださいました(26-29節)。

今、あなたがどこにいたとしても、陰気な空気を追い払う十分な希望、十分な力が、そこにあります。主イエスがその部屋にあなたと共におられるのですから。

(David McCasland)

私たちを愛する神はいつもそばにおられ、永遠にともなわれる。