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◆ 士師記5-8
◆ 士師記5-8
聖書のみことば 士師記7:2-8
主はギデオンに仰せられた。「あなたといっしょにいる民は多すぎるから
―士師記7:2
―士師記7:2
軍隊の指揮官は、必ず任務に見合った十分な兵力を獲得しようとします。戦闘員の数は足らないよりは余るほうが良いとみんなが思いますが、何人いれば十分なのかに関しては意見が分かれます。
ギデオンはイスラエルを圧迫する敵と戦うために3万2千人の兵を集めましたが、神は、「あなたといっしょにいる民は多すぎるから、わたしはミデヤン人を彼らの手に渡さない。イスラエルが『自分の手で自分を救った』と言って、わたしに向かって誇るといけないから」と言われました(士師7:2)。そこでギデオンは、神に導かれるまま、兵力削減を始めました。戦いを恐れるものは去ってよいと言われると、2万2千人の兵士が帰りました(3節)。残りの1万人を対象に第二の削減案を実行すると、兵士はたった300名となりました。神は「この三百人で、わたしはあなたがたを救い、ミデヤン人をあなたの手に渡す」と言われました(7節)。そして、その通りの結果になりました(19-23節)。
私たちの信仰生活においても、持っていることが神を信頼する妨げになる、という場合があります。自分の力ではなく、私を信頼しなさいと神はおっしゃいます。体力、知力、経済力など、いかなる面においても、神に頼りなさいと言われます。
ギデオンの兵士を3万2千人から300人に減らされたように、私たちの持っているものが少なくされたとしても、私たちは神に罰せられたのではありません。私たちが神の御力を認識し、神の力を信頼するなら、私たちの人生を通して神の栄光が現れます。削減は、その準備です。
できそうもないことだとしても、神が与えられた任務なら、それを果たすことができる。
トピック:
信仰/信頼