1年で聖書を!
◆ Ⅰ列王記8-10
◆ Ⅰ列王記8-10
聖書のみことば ヨハネ10:7-18
わたしは良い牧者です。わたしはわたしのものを知っています。―ヨハネ10:14
人は変化を嫌うとよく言われますが、そうでしょうか。私たちは悪い変化は嫌いますが、良い変化は歓迎します。より高い地位や高額な給料が約束されるなら、喜んで転職するでしょう。より良い地域により大きい家が買えるなら、喜んで引っ越すはずです。つまり、イヤなものは変化ではなく、変化に伴って(物質的なものだけでなく心理的なものも含めて)何かを失うことです。
変化は避けられないことであり、必要なことです。何一つ変わらないとしたら、成長はありません。私たちには、変化の中を導いて、より良い場所に案内してくださる大牧者がおられます。そこにたどり着くのは容易ではないかもしれません。イスラエルの民にとってもそうでした。約束の地に入るのは難しかったのです。自分たちの状況が、改善せずにむしろ悪化したとき、彼らは不平をこぼしました(出15:24、民14:2)。
イエスの模範を思い出しましょう。主イエスには多くの人が従っていましたが、たった一週間で、みんな逃げてしまいました。しゅろの日曜日から受難日の間に、良い牧者から過越の贖いの子羊になられたのです。キリストは、この苦しみを進んで受け入れられました。だからこそ、神はイエスを高くあげてすべての名にまさる名をお与えになりました(ヨハ10:11、ピリ2:8-9)。
すべての変化が良い変化とはいえませんが、私たちは慈しみ深いお方によって、より良いところへ導かれているのです。何も恐れることはありません。
キリストを信じる信仰が、変化の荒海の中で私たちを支える。
トピック:
神の導き