1年で聖書を!
◆ Ⅰ列王記11-13
聖書のみことば ローマ8:12-26
 
あなたがたは……子としてくださる御霊を受けたのです。私たちは御霊によって、「アバ、父」と呼びます。―ローマ8:15

ゴルフの米ツアー最少スコア59は、もう100年以上も塗り替えられていない記録です。このスコアは2010年までのPGAツアーの歴史で、たった3回しか出ていません。ところが2010年、ポール・ゴイドスがそれをマークし、翌月にはスチュアート・アップルビーもこの記録を出しました。その結果、かつての夢のスコアは今や普通になりつつあるとコメントするスポーツ記者まで現れました。ひとつのシーズンに歴代タイの記録が2度も出たことには驚かされますが、だからと言って、それが普通になったと考えるのは間違いです。

イエス・キリストを信じるクリスチャンにとっても、すごいことを普通だというのは誤りです。例えば、祈りです。私たちは宇宙の創造主である神に、いつでも話かけることができます。御前に出ることを喜んでいただけるだけではありません。聖書は、「ですから、私たちは、あわれみを受け、また恵みをいただいて、おりにかなった助けを受けるために、大胆に恵みの御座に近づこうではありませんか」(ヘブ4:16)と勧めていて、私たちは正々堂々と神の御座に近づけるのです。

まったく気兼ねせずに、いつでも神と話ができるというのは、すごいことです。それなのに私たちはその恵みを、まるで普通のことのように取り扱ってしまいます。神は大いなるお方ですが、同時に私たちの天の父です。私たちを愛し、いつ何時でも御許に来なさいと言ってくださいます。これは、すごいことです。実に素晴らしいことです。

(Bill Crowder)

神はいつもご自分の子どもたちの祈りに耳を傾けてくださる。