1年で聖書を!
◆ Ⅱ列王記7-10
聖書のみことば ヘブル10:28-39
 
生ける神の手の中に陥ることは恐ろしいことです。―ヘブル10:31

津波警報が出るたびに、ハワイのマウイ島北岸のハナに住んでいる人たちは、山腹を駆け上がって安全な所に逃れます。近くに昔、宣教師が建てた木製の高い十字架があって、人々は我が身の安全を願って、その十字架のもとに駆け上がってくるのです。

私たちには身の保全だけでなく、霊的に安全な場所も必要です。なぜかというと、神が警告しておられるからです。聖書は「すべての人は罪を犯したので、神からの栄誉を受けることができず…」(ロマ3:23)、また「罪から来る報酬は死です」(ロマ6:23)と語ります。さらに、ヘブル人への手紙9章27節では、「人間には、一度死ぬことと死後にさばきを受けることが定まっている」とも書かれています。聖なる神の前に立つときに罪があると、どうなるのでしょう。考えたくもありませんが、非常に深刻なことです。「生ける神の手の中に陥ることは恐ろしいことです」(ヘブ10:31)と聖書も語っています。

しかし朗報があります。父なる神は私たちを愛しておられるので、安全な場所を用意しておられます。御子イエスの十字架上の死によって、私たちが神から永遠に離れることのないようにしてくださいました(ロマ5:8-10、コロ1:19-22)。

イエス・キリストの十字架上の死と復活によって、安全な場所は確保できました。さて、あなたは十字架のもとに来ましたか。

(Anne Cetas)

罪ののろいから逃れるために、十字架に駆けて行こう。