儀式ではなくキリスト
ゾゾブラという祭りが、ニューメキシコ州サンタフェにあります。人々の悩みや後悔を書いた紙、請求書や離婚書類などを詰めた巨大な人形を燃やし、人生のリセットを願います。この行事は人生の負債から解放されたいという人間の渇望を映しています。劇的、象徴的ですが、効力はありません。紙は燃え尽きても罪責感や敗北感は焼失しません。
救いを祈る
映画『ハドソン川の奇跡』は、エンジン停止した旅客機をニューヨークのハドソン川に着水させた実話を描いています。乗客・乗員全員を脱出させ、最後に救助フェリーに乗ったサリー(愛称)機長は、船を降りると職員に言いました。「負傷者の数とけがの程度を知らせてください。それから、人数の確認を。乗客・乗員で155人です」。「あなたの具合は?」と問われると、「155人の人数確認が終わってから、お答えします」と返答しました。
助けてくださる神
ある女性が9歳の息子をキャンプ場に送り届ける途中、道を間違え、カリフォルニア州シエラネバダ山脈の人里離れた森で動けなくなりました。スマホの電波も届かず、GPSも圏外です。丸1日が経ち、車中で夜を明かし、切羽詰まった女性は、息子を連れて歩き出しました。そして、「助けて。息子と二人、遭難しています」と、道すがらに、書いていきました。一方、予定時刻にキャンプ場に現れなかった二人の捜索に派遣された救助隊は、車やメッセージを発見し、すぐに二人を見つけ出しました。
神の国の宴の招待
教会の結婚式委員会の一員になったので、何時間もかけて披露宴の準備をしました。祝福の気持ちを込めて、テーブルを立て、クロスを敷き、ナプキンを折り、カトラリーを並べ、花を飾りました。全力で奉仕した後、多くの祝い客が来て楽しんでくれることを期待しました。ところが、空席が多数残っていたため、私たちはひどくがっかりしました。
神の命の息
研究者たちの調査によると、小型のトカゲ、ウォーターアノールは、息継ぎなしに20分間も水中にいられるそうです。肌に撥水性があり、潜水すると、気泡を吐きだして鼻先にくっつけ、その気泡の空気を使って息をします。捕まえた空気をリサイクルして呼吸するというのです。こんな特殊技能を持ってはいますが、ウォーターアノールも他の生物同様、生きるために呼吸が必要です。
神は全てを見られる
娘のグレースが、メニューで顔を隠すのを見て、マイケルは笑いました。カフェで食事が来るのを待つ間、二人はテーブルでかくれんぼをしていました。5歳の娘は、父が見えなければ、父も自分が見えないと思ったようです。幼いなぁと思いましたが、後から、大切な教訓が隠れていると気付きました。神が見えない場所に自分を置けば、神からも見えない。自分の罪を神から隠せる、と思っていないだろうかと。
キリストの輝き
私たちのテーブルを担当していたウェイトレスは、薄暗い店内で、眉間にしわを寄せてオーダーを取っていました。すると、一人が「暗くても見やすいように」と、持っていたライト付きのペンをプレゼントしました。彼女の表情はパッと明るくなり、体全体からうれしさが輝くようでした。ライトをオン・オフするしぐさから、その喜びは明白でした。その人は、彼女が離れると、ユーモアを込めてそっと言いました。「あのペンのおかげで、きっと明るい一日になったよ」
戦いは神のもの
キャロルは、教会を拠点に近隣の高齢者の方々を支援することに喜びを感じていました。しかし、支配的なリーダーにあれこれ批判され、心身に不調をきたし、その働きを辞めるように、カウンセラーに助言されました。けれども、お年寄りを「見捨てる」ようで嫌でした。それで、神に対処法を尋ねました。神は、彼女を認め、慰めてくださり、圧力に対する恐れを主に委ねるように、そして、そのリーダーに対して黙っていてはいけない、ただし問題の解決は、主に委ねること、と示されました。
救いの神
ビックは無期懲役となり、人生の空しさを慰問する人たちに打ち明けました。彼らは、イエスが心の空洞を埋められると言いましたが、それは絵空事のようでした。死んだのに今も生きているなど、ありえないと思いました。しかし、疑いながらも、ラジオで牧師の話を聴き、聖書を読み始めました。そして、神に「ご自分を現してください」と祈るようになると、やがて、不安や恐れが徐々に消えていきました。