1年で聖書を!
◆ Ⅱ列王記23-25
聖書のみことば Ⅱコリント1:6-11
 
もはや自分自身を頼まず、死者をよみがえらせてくださる神により頼む者となる―Ⅱコリント1:9

アラスカ州キナイに住むマーティン夫妻は2009年8月、元気いっぱいの9歳の息子マティを亡くしました。飼っていた牛に引きずり回されて死んだのです。私はこの家族に会って、どれほどつらいかという胸のうちを聞きました。

この夫婦は神の癒しと慰めを求めました。マティの母親、ロナは落ち込んでいるとき、コリント人への手紙第二1章9節を読むといいます。「もはや自分自身を頼まず、死者をよみがえらせてくださる神により頼む者となるためでした」というみことばです。ロナは、主イエスがこのみことばから「ロナ、旅がきつすぎて疲れ切っているのはわかっている。それは恥ずかしいことではないんだよ。ただ、おまえの人生すべてをわたしにまかせてごらん」と語っておられるように感じると言います。人生の谷を通っているすべての人にとって、彼女の言葉は重みのあるものです。

旅がきつくて進めないと思えるとき、コリント人への手紙第二1章9節のみことばは、ひとりで旅をしているのではないことを思い出させてくれます。よみがえる力をもったお方が、助けてくださいます。このお方は、すべての世代の愛する者をよみがえらせ、永遠のいのちを与えてくださいます。ロナは「キリストだけが私の力と希望です」と言いました。それは、神が備えられた人生を旅する人が、忘れてはいけない真実です。

(Dave Branon)

人生の嵐に遭うことが、救い主の愛の腕の中に身を隠すことを思い出させてくれる。