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◆ Ⅰ歴代誌17-19
◆ Ⅰ歴代誌17-19
聖書のみことば ホセア書10:9-15
あなたがたは正義の種を蒔き、誠実の実を刈り入れよ。……今が主を求める時だ。―ホセア書10:12
旧約聖書のホセア書は、不誠実な人々に対する神の誠実な愛の物語です。神は、「行って、姦淫の女をめとり、姦淫の子らを引き取れ」(ホセ1:2)と、私たちにとっては奇妙に思われることをホセアに命じられました。妻は他の男性に走ってホセアを捨てましたが、神は、彼女を連れ戻すよう告げられました。それは、ほかの神々に向かうイスラエルの子らへの主の愛を表すからでした(3:1)。
ホセアは後に、イスラエルは神に反逆したために外国の捕囚になると、イスラエル人に告げるよう命じられました。そして「あなたの民の中では騒動が起こり、あなたの要塞はみな打ち滅ぼされる」と語りました(10:14)。
イスラエルが罪と罰の真っただ中にいても、ご自身の民に対する神のあわれみが、尽きることは決してありませんでした。神は、「あなたがたは正義の種を蒔き、誠実の実を刈り入れよ。あなたがたは耕地を開拓せよ。今が、主を求める時だ。ついに、主は来て、正義をあなたがたに注がれる」となさけ深いみことばで励ましてくださいました(10:12)。
私たちが「不正を刈り取り」、「偽りの実を食べていた」(13節)時でさえ、神は私たちを愛してくださいました。今日どんな状況にあろうと、主に立ち返って赦していただき、新たな出発をしましょう。主の愛に裏切られることは決してありません。
神の愛に勝る大きな力はない。
トピック:
神の愛