1年で聖書を!
◆ Ⅱ歴代誌20-22
聖書のみことば 詩篇142
 
私の霊が私のうちで衰え果てたとき、あなたこそ、私の道を知っておられる方です。―詩篇142:3

人生の小道は、何と険しく長いのだろうと感じるときがあります。そんな旅に耐える体力や気力はもうありません。しかし、私は気づくのです。神は、この道をご存知だと。神は、私が歩む前からそれを知っておられます。神は、私の苦難や口では説明できない痛みをすべて知っておられます。そして、「一緒にいるよ」と言ってくださいます。

あなたは今日、悲しみに押しつぶされそうかもしれません。それは、夫婦の問題、子どもの問題、親の介護、教会の奉仕の重圧など、人生の悲しみかもしれません。あなたは「こんな道を歩きなさいと神が言われるはずがない。きっと他のもっと楽な道があるに違いない」と思っているかもしれません。

しかし、他の道を歩んだほうが、神の子どもとしてより賢明で素晴らしく成長できると、誰が言うことができるでしょう。それほどの賢さを誰が持っているでしょう。天の御父こそが、最善の道をご存じです。そして、私たちを導き、完成させてくださいます(詩142:3)。

神の道が私たちの道よりも高いように、神の思いは私たちの思いよりも高いのです(イザ55:9)。私たちは謙虚に、神が今日示してくださった道を進みましょう。神の無限の知恵と愛に全幅の信頼を置いて、歩んでいきましょう。神は、私たちが知りえないほどの恵みと愛に満ちておられます。このお方は、先を見通されるお方です。私たちを道に迷わしたり、破滅に導いたりすることは決してありません。

(David Roper)

神は決してあなたを間違った道へ陥れることはない。