1年で聖書を!
◆ エズラ記1-4
◆ エズラ記1-4
聖書のみことば 創世記1:1-23
鳥が地の上、天の大空を飛べ。―創世記1:20
ひとりの若者が1909年9月29日、巨大な箱型の凧とおぼしき奇妙な機械に乗って空を飛びました。十分に高度が上がると、パイロットはニューヨーク港の上空を旋回しました。人々はそれを見上げて驚嘆しました。港に停泊中の船は汽笛を鳴らして、飛行の成功を祝いました。自由の女神の周りにいた人々は、ウィルバー・ライトが天高く舞い上っていく姿に喝采を浴びせました。
ウィルバーの弟のオービルは、これより6年前に人類が初めて作った飛行機を操縦して空を飛びました。そして、空を飛びたいという夢について次のように語りました。「空を飛びたいとの願いは、先人たちから受け継いだものです。彼らは鳥がさえぎるものなど何もない無限の大空を自由に翔けていく姿を、うらやましそうに見上げていました。」ライト兄弟は、飛行機を設計するにあたって、鳥が空を飛ぶ姿を莫大な時間を費やして研究しました。
創世記には、「初めに、神が天と地を創造した」とあります(1:1)。そして神は「鳥が地の上、天の大空を飛べ」とおっしゃいました(20節)。私たちはライト兄弟の発明に拍手を送ります。しかし、空を飛ぶことのできる生き物を初めに造られた方こそが、最高の栄誉を受けるべきです。鳥やすべての生き物をお造りになった創造主の栄光を心からたたえましょう。
被造物の設計図は、それを造ったお方を指し示している。
トピック:
創造