1年で聖書を!
◆ ヨブ記14-17
聖書のみことば 詩篇37:1-8
 
主の前に静まり、―詩篇37:7

私の人生は思い描いていたものとは大違いです。私の夢は高校を卒業して19歳で結婚し、6人の子どもを持つ良妻賢母になることでした。ところが、私は学校を卒業して就職し、学び続け、働き続けて40代で結婚し、子どもはひとりも授かりませんでした。私は、詩篇37篇4節をずっと信じてきました。「主はあなたの心の願いをかなえてくださる」は、私に対する神の約束だと思ってきました。しかし実際は、いつも「主が成し遂げてくださる」(5節)わけではなかったので、悲しみに沈んだこともありました。

あなたの人生も、自分の計画通りにはならなかったかもしれません。しかし、詩篇37篇のアドバイスは役に立ちます。(詩篇は主に、神を信じる人とそうでない人を比べて書かれているのですが…。)詩篇37篇4節を読むと、夢がかなわないからといって、人生の喜びが奪われるわけではないことが分かります。神の心を知ると、神ご自身が喜びとなるからです。

また5節は「あなたの道を主にゆだねよ」と語ります。「ゆだねる」とは「巻く」という意味です。ハーバート・ロックイヤー・シニア師は「あなたの道を主に巻きつけなさい。自分では負えない荷を自分より強い人の肩に背負ってもらうかのように」と語りました。

「主に信頼せよ」という勧めに従って、堅く信じて神にたよるなら、「主の前に静」まることができます(7節)。神が最善を成してくださるのですから。

(Anne Cetas)

人は心に自分の道を思い巡らす。しかし、その人の歩みを確かなものにするのは主である。(箴言16:9)