1年で聖書を!
◆ 詩篇40-42
聖書のみことば ヤコブ4:13-17
 
むしろ、あなたがたはこう言うべきです。「主のみこころなら、私たちは生きていて、このことを、または、あのことをしよう。」―ヤコブ4:15

人生には予期しないことが起こって、厄介な状況に陥ってしまうことがあります。数十年前のことですが、私の父は自分に落度がないのに解雇されました。その出来事が家族に与えた衝撃を今でも覚えています。養うべき子どもがたくさんいたので、失業は痛恨の一撃でした。父の失業は確かに予期することもコントロールすることもできませんでしたが、同じくらい確かだったのは、父が先行きについて神を信頼していたことでした。

私たちクリスチャンは、人生には「手に負えない不測の事態」があることを認識していなければなりません。そこで役に立つのが、ヤコブの手紙4章13節から15節です。「聞きなさい。『きょうか、あす、これこれの町に行き、そこに一年いて、商売をして、もうけよう。』と言う人たち。あなたがたには、あすのことはわからないのです。…むしろ、あなたがたはこう言うべきです。『主のみこころなら、私たちは生きていて、このことを、または、あのことをしよう』」。ヤコブが手紙を宛てた人々は、神が自分たちの人生を支配する権限を持つことを考慮せずに計画を立てていました。

クリスチャンが将来の計画を立ててはいけませんか。そんなことはありません。しかし、「手に負えない不測の事態」が起こるのを、神がお許しになることもあります。それを忘れてはいけません。すべては最善のために起こるのです。神を信頼しましょう。神のご計画を信頼しましょう。

(Bill Crowder)

私たちは将来何が起こるのか分からないが、将来を支配しているお方を信頼できる。