1年で聖書を!
◆ イザヤ書1-3
聖書のみことば 使徒11:22-26
 
みなが心を堅く保って、常に主にとどまっているようにと励ました。―使徒11:23

私が最も敬愛する性格のひとつは、静かにさりげなく励ます思いやりです。私が退院して家に帰ったとき、(数日前に手術を受けた)友人のジャッキーは、神の約束に関する本を送ってくれました。

叔父のボブは、がんセンターで介護してくれた人たちに心から感謝していたので、「患者さまのご意見」を入れる箱にたびたび感謝のメッセージを投稿し、彼らの上司に気持ちを伝えていました。

従姉妹のブレンダは、20年ほど前に自分の子どもを亡くすつらい体験をしましたが、今や多くの人たちが、彼女の静かで思いやり深い行いに心を支えられています。

このような人たちは、多くの場合、自分自身が本当につらい体験(肉体的にも精神的にも)をした人です。そういう人が、誰よりも豊かに励ましを与えることができます。

使徒の働きの中に、「慰めの子」(4:36)として知られていたバルナバが登場します。彼は「りっぱな人物で、聖霊と信仰に満ちている人」でした(11:24)。そして、「みなが心を堅く保って、常に主にとどまっているようにと励まし」たのです(23節)。彼の励ましは、たくさんの人たちに強い影響を与えたことでしょう。

私たちが励ましによって祝福されたように、私たちも現代の「慰めの子」となりましょう。

(Cindy Hess Kasper)

励ましのことばが響くとき、心の中で希望の鈴が鳴る。