1年で聖書を!
◆ イザヤ書19-21
◆ イザヤ書19-21
聖書のみことば ルツ記2:13-20
あなたに目を留めてくださった方に祝福がありますように。―ルツ記2:19
スーパーのレジに並びながら、合計でいくらになるかを概算したり、幼い息子が離れて行かないよう見張っていました。それで、前に並んでいた女性が重い足取りで出口に向かったとき、何も持っていなかったことに気づきませんでした。お金がなくて買えなかったと店員から聞いて、心が痛みました。分かっていれば助けてあげられたのにと思いました。
ルツ記によると、ボアズはルツが落穂ひろいをしているところを見て、彼女の窮状を知りました(2:5)。刈る者たちの世話をしている若者が、ルツは最近夫と死別し、自分と義母が食べるために働いていると報告したからです。ボアズはルツを守ろうと思い、畑にいる労働者たちにルツをいじめないように言います(9節)。また、穂をわざとたくさん落としなさいと刈り取る者たちに命じて、ルツが多くの収穫を得られるように計らいます(16節)。さらに、ルツの心情を察してやさしい言葉をかけました(11-12節)。この様子を聞いた姑のナオミは「あなたに目を留めてくださった方に祝福がありますように」と言いました(19節)。
あなたは、自分の周りに援助を必要としている人がいることに気づいていますか。教会の人、隣近所の人、あるいは家族はどうでしょう。今日、そうした人たちの重荷を、どうしたら一緒に背負えるか考えてみてください。彼らの重荷を分かちあうなら、それによって、あなたに対する神の計画が成就されていくと言えるでしょう(ガラ6:2、エペ2:10)。
神は、私たちを用いて、私たちの周りにいる援助の必要な人たちを助ける。