1年で聖書を!
◆ エゼキエル書28-30
聖書のみことば 詩篇16
 
「あなたこそ、私の主。私の幸いは、あなたのほかにはありません。」―詩篇16:2

私は、大の甘党です。キャンディの中では「グッド&プレンティ」がお気に入りです。砂糖をまぶしたリコリスキャンディのひと握りが、私を上機嫌にしてくれます。

人生には良いことがたくさんありますが、「グッド&プレンティ」を楽しむときと同じで、その興奮は、じきに失われてしまいます。最高に良いことでさえ、後から虚しさを感じたり、後悔することさえあります。ですから私は、詩篇の作者が「私は、主に申し上げました。『あなたこそ、私の主。私の幸いは、あなたのほかにはありません』」(詩16:2)と宣言しているのを読むと、興味をそそられます。私たちは誰もが、神が良いお方であることを知っています。しかし、「私の幸いは本当にイエスさまだけだなあ」としみじみ思ったのは、いつのことだったでしょう。

詩篇の作者は、神がどれほど良いお方であるかを、次のように説明しています。まず神は、私たちの保護者です(1節)。すべての幸いの与え主(2節)、助言と指示を与えてくださいます(7節)。神は、「いのちの道」を知らせてくださり、御前にある喜びで満たしてくださいます(11節)。

私たちは残念なことに、神が私たちに賜るとこしえの幸いを十分に受け取っていません。自分の「小さな幸い」に邪魔をさせているのです。その「小さな幸い」は、来ては去るはかない性質を持っているので、必ず、私たちは失望させられます。神だけが、本当の幸いです。すべての必要を満たして余りあるお方です。

(Joe Stowell)

神だけが良いお方だ。それ以外のもので満足してはいけない。