1年で聖書を!
◆ アモス書1-3
◆ アモス書1-3
聖書のみことば マタイ24:1-8
その日、その時がいつであるかは、だれも知りません。天の御使いたちも子も知りません。ただ父だけが知っておられます。―マタイ24:36
多くのロンドン市民は、1666年がイエスの再来の年だと思っていました。予言に凝る人たちは、キリスト誕生後1000年に反キリストの数字の666を足して1666という数字を導き出しました。1665年には10万人のロンドン市民の生命が伝染病で奪われ、世も末だと思われました。そして、1666年9月にはロンドンで大火災が起こり、何万棟もの建物が破壊されました。聖書は世の終わりには大災害が起こると語っているではないか(マタ24:1-8参照)と思った人もいましたが、その1666年は通り過ぎて新年になり、人々の暮らしは、それまで通り続いていきました。
現在でも、世の終わりがいつであるかを予言する人がいます。その日が公表され、メディアを騒がせます。しかし、その日が来ても何事もなく、翌日を迎えます。
キリスト再臨の日時が私たちに伏せられているのは、神の知恵によるものです。イエスは言われました。「その日、その時が、いつであるかは、だれも知りません。天の御使いたちも子も知りません。ただ父だけが知っておられます」(マタ24:36)。イエスの再臨がいつなのか分からないので、「常に霊的に成長し、神に奉仕し続けなければ…」とクリスチャンを動機づけてくれます。慌てて準備することはできません(マタ25:1-3、Ⅰ ヨハ3:2-3)。キリストは必ず戻ってこられますから安心してください。その日を待ちながら、「聖い生き方をする敬虔な人」(Ⅱペテ3:11)として生きていきましょう。
主の再臨こそが日々の実生活に密接に関連した教理だ。
トピック:
イエスの再臨