米国で使用されている多くのカレンダーを見ると、1月は全国感謝月間です。感謝の気持ちはどこにいても大切ですから、世界感謝月間にすべきかもしれません。

「感謝」の喜ばしさを十分に味わうために、聖書が感謝についてどう言っているか見てみましょう。最初にひも解くべき聖書のみことばは、詩篇136篇です。

この詩篇は、「感謝せよ」で始まり、「感謝せよ」で終わっています(1節、26節)。そして、神に感謝をささげる唯一の理由を忘れることがないように、何度も教えています。それは、神の恵みはとこしえまで絶えることがない…ということです。丸まる一か月を費やして、詩篇136篇から感謝について学ぶこともできるでしょう。

詩篇の作者は、神の「大いなる不思議」(4節)を思い出させてくれます。彼は、神が「英知をもって天を造られた」と語ります(5節)。また、神の民がエジプトを脱出した偉大な史実を繰り返し述べています(20-22節)。

詩篇136篇に描かれた神の創造の御業と出エジプトについて考えるなら、この感謝月間の期間、神に感謝すべきことは、毎日簡単に見つかるでしょう。

「主に感謝せよ。主はまことにいつくしみ深い。その恵みはとこしえまで」(1節)。神に感謝することに集中しましょう。新しい年をスタートするにあたって、これ以上ふさわしい態度はありません。