クリス・ランガンは、アルバート・アインシュタインより高いIQの持ち主です。ムスタファ・イスマイルの上腕二頭筋は約80センチで、約270キロを持ち上げます。ビル・ゲイツの資産総額は数兆円だと言われています。並外れた才能や莫大な財産を持っていると自分を過大評価しがちかもしれませんが、そうでなくとも、私たちはみんな自分の功績を認めてもらいたいと願っています。どんなに小さなことでも成果が上がると、人の心には「誰の手柄だろう」という疑問がわきます。

イスラエルに神のさばきが下ったとき、神は預言者エレミヤを通して、「知恵ある者は自分の知恵を誇るな。つわものは自分の強さを誇るな。富む者は自分の富を誇るな」と語られました(エレ9:23)。また言われました。「誇る者は、ただ、これを誇れ。悟りを得て、わたしを知っていることを」(24節)。神は私たちに、他の何よりも、ご自分とその素晴らしさを重んじて欲しいと思っておられます。

人に認められて慢心するなら、「すべての良い贈り物…父から下るのです」(ヤコ1:17)という神のみことばを忘れています。神に栄光を帰しましょう。そうするのが良いのです。自分の心を傲慢から守るためにそうする、というだけではありません。神は栄光を受けるにふさわしいお方です。神は神です。「大いなる事をなして…奇しいみわざは数えきれない」お方です(ヨブ5:9)。