東南アジアにインドネシアという国があります。インドネシアという国名はふたつのギリシア語の単語を合わせたもので「島」を意味します。インドネシアは190万平方キロメートルの領域に1万7千500の島が点在している島国なので、まったくもってふさわしい国名です。

聖書には、その人の性格や特徴(生まれつきの場合もあれば、後にそうなった場合もあります)を反映した名前の人が登場します。「慰めの子」という意味の名前であるバルナバは、いつも周りの人を助けました。旧約聖書の登場人物ヤコブの名前は、「策略家」を意味します。彼は自分の欲するもののために何度も小細工をして、人をだまし状況を操作しました。

しかし、イエスほどふさわしい名前をつけられた人はいません。マリヤに男の子が生まれると主の御使いがヨセフに告げたとき、彼は「その名をイエスとつけなさい。この方こそ、ご自分の民をその罪から救ってくださる方です」(マタ1:21)と述べました。

「イエス」は「主は救われる」という意味です。この御名は、イエスが誰であり、何のために地上に来られたかを示します。またイエスは「インマヌエル」とも呼ばれましたが、それは「神は私たちとともにおられる」という意味です(1:23)。イエスの御名は、私たちの永遠の希望を表しています。