息子夫婦が慌てて電話をしてきました。前の晩、家の中で2匹のコウモリを見つけたといいます。生態系にはコウモリも重要ですが、だからといって家の中を飛び回ってもらって嬉しいわけはありません。それで、私たち夫婦は息子たちの家に行って、その招かれざる客の侵入口とみられる穴をふさぎました。息子たちの手伝いができて感謝でした。

私たちの人生に頻繁に訪れる、招かれざる客がいます。それは苦悩です。試練に遭うと、私たちは動揺したり失望したりします。しかし、愛に満ちた天の父は、試練という道具を用いて、私たちをキリストに似た者に変えていってくださいます。ですから、使徒ヤコブは、「私の兄弟たち。さまざまな試練に会うときは、それをこの上もない喜びと思いなさい。信仰がためされると忍耐が生じるということを、あなたがたは知っているからです。その忍耐を完全に働かせなさい」と書きました（ヤコ1:2-4）。

クリスチャンは試練をエンジョイしたり、苦しみを大喜びで迎えるべきだというのではありません。しかし、この招かれざる客が訪れたときは、そこに隠された神の御手を見つけましょう。そして、それが自分をイエスに似た者に変えてくれると、神を信頼しましょう。