テキサス州のオースティンで初めて泊まるホテルに滞在しました。机の上にウエルカムカードがあり、そこには「ようこそ。あなたの旅が実りあるものになりますように、また当ホテルで安らぎの時を過ごせますようにと祈っています。主が御顔をあなたに照らし、あなたを恵まれますように!」とありました。
これを見て、このホテルに興味を持ち、会社のWebサイトにアクセスしました。そして、この企業の文化や価値観について読みました。彼らは優れた仕事を追求し、仕事を通してキリスト信仰を実践しようと、知恵を働かせています。
私はこの企業哲学からペテロの手紙の一節を思い出しました。彼は小アジアに散らばった信徒たちに、自分の住んでいる社会でキリストを信じる信仰を実践するように励ましました。仮に脅威や迫害に遭遇しても恐れないように、そして「むしろ、心の中でキリストを主としてあがめなさい。そして、あなたがたのうちにある希望について説明を求める人には、だれにでもいつでも弁明できる用意をしていなさい」(Ⅰペテ3:15)と教えました。
私の友人は「説明が必要な生き方をしよう」と言います。どこでどんな仕事をしていても、信仰が行動に現れ出るように主に力をいただきましょう。なぜ希望を失わないか説明を求める人があるなら、相手が誰であっても、その人を尊重しつつ丁寧に答えることができますように。
天の父よ、今日、私たちが他人を愛し、なぜ信じるのかと尋ねる人に、相手を尊重しつつ丁寧に答えることによって、あなたに栄誉を帰することができますように。
あなたの希望はどこから来るのか、と尋ねられる生き方ができますように。