食料品の買い出しは、しなければならないことですが、私には面倒くさく、好きな仕事とは言えません。しかし、この仕事の中に最近、思いがけない楽しみができました。スーパーでフレッドが担当するレジに並ぶと、彼は会計をショーに変えてしまうからです。いつも笑顔で、驚くような速さ。踊って、時には歌って、割れない商品をジャグリングのようにヒョイと投げて袋に入れます。彼は、この最も退屈に思える仕事を、明らかに楽しんでいます。彼の明るい雰囲気は、少しの間ですが、レジの列に並ぶ人たちの生活を明るくしてくれます。

私は、フレッドの仕事に対する姿勢を尊敬します。彼の明るい応対、人に仕える姿勢、細部への配慮は、使徒パウロの教えを彷彿とさせます。彼は働く姿勢は「人のごきげんとりのような、うわべだけの仕え方ではなく、主を恐れかしこみつつ、真心から従いなさい」(コロ3:22)と教えました。

私たちがイエスと結びついているなら、どのような仕事をしようと、自分の人生にイエスがおられることを反映させる機会となります。小さすぎる仕事も、大きすぎる仕事もありません。喜びや創造力、卓越性などをもって、私たちの責任に取り組むなら、どんな仕事でも、周りの人に良い影響を与えることができます。