雑誌「ディスカバー」の編集者スティーブン・カスは、日常生活の中にある目に見えない物を探求しようと決めました。ニューヨークの事務所に向って歩きながら「もし電波が見えるなら、電波塔でもあるエンパイア・ステート・ビルの屋上は万華鏡のように輝き、街全体を照らしている」と思ったのです。彼は、自分がラジオやテレビ、Wi-Fiなどの目に見えない電波に囲まれていることを自覚しました。

エリシャの召使も目に見えない現実、霊の世界について学びました。ある朝、目覚めると、彼らはアラムの軍隊に包囲されていました。馬や戦車や軍隊が、いたるところに展開しています(Ⅱ列6:15)。召使は恐れましたが、エリシャは落ち着いています。天の軍勢が彼らを取り囲んでいるのを見たからです。彼は「私たちとともにいる者は、彼らとともにいる者よりも多い」と言いました(16節)。そして、主が敵を包囲し戦いを支配されていることが見えるように、召使の目を開いてくださいと祈りました(17節)。

自分は無力だと感じているなら、神があなたのために戦われることを思い出してください。神は「あなたのために、御使いたちに命じて、すべての道で、あなたを守るように」してくださいます(詩91:11)。