児童文学作家グレニス・ネリストは著書「神からのラブレター」で、神と深く個人的につながることを促しています。聖書の話の後に、「神さまからのメッセージ」という欄があり、その一番最初に子どもの名前を宛名として書き込める余白があります。聖書が単なる物語ではないことを子どもたちにわかってもらうためです。神が聖書を通して語り、友だちになりたいと思われること、自分は神に愛されていると、子どもたちは学びます。

私はその本を甥に買い、甥の名前を記入しました。甥は喜んで「神さまは僕のことも愛しているね」と言いました。自分に向けられた創造主の深い完全な愛があることを知るのは、何という慰めでしょう。

神は預言者イザヤを通して、天の万象を見よ、と語られました(イザ40:26)。その万象を司り、一つひとつの星に価値を持たせて愛で導く主。ひとつの星でさえ覚えているのだから、とこしえの愛と目的を持って造った神の民を忘れることはないと保証されました。

私たちは全能の主の深い愛と固い約束を、聖書を通して知り、賛美します。そして、私たち自身の名前を書き込むのです。子どものように「神さまは私のことも愛している」と主を信頼し、喜ぶことができます。