養子縁組が法的に認められ、ミレーナの出生証明書と旅券を夫婦で受け取ったとき、リズはうれし涙を流しました。今日からミレーナは正式に自分たちの娘で、家族の一員です。その過程を振り返る中で、リズは、人がイエスの家族になった時に起こる真の身分変更について黙考しました。私たちは、生まれながらの罪や欠けに縛られず、神の養子になって、神の御国に正式に完全に入れられたのです。
使徒パウロの時代、ローマ人の養子になるなら、その子どもの法律上の身分は完全に変わりました。以前の借金は帳消しになり、新しい家族の権利と特権のすべてを手にしました。パウロは、キリスト者の身分の変化がこれと同様だと、ローマの信徒たちに理解して欲しいと願いました。彼らは罪過から自由になり「御霊に従って」(ロマ8:4)生きることができます。御霊に導かれる人は、神の子どもなのです(14-15節)。彼らの正式な身分は、天の御国の国民となった時に変わりました。
神の救いを受け取ったのなら、私たちは、神の子どもであり、神の国の相続人です。私たちはキリストとひとつになりました。私たちの負債はイエスの犠牲によって帳消しになりました。罪過を恐れて生きる必要はありません。
神の子どもという身分は、あなたの生き方にどのような影響を及ぼしていますか。その身分をしっかり受け止めて、自分の中心に据えるために何をしますか。
父なる神よ、あなたは母の胎で私を造られました。あなたは、私を知り、愛しておられます。あなたの愛を疑わないように助けてください。
shige0555 オン 2021年5月9日 5:40 am
いつも御ことばをありがとうございます。
聖書のリンクもあってとても便利なのですが、古い聖書の訳なので不適切な表現がいくつかあります。デイリーブレッドの引用は新改訳聖書なので、新改訳聖書の最新版をリンクに変えたらいいと思っております。
yuko オン 2021年5月19日 6:13 pm
ご指摘をありがとうございます。担当部署に伝えさせていただきます。今後も、皆さまの心に届くみことばのメッセージを届けられるよう、お祈りください。
mayumiot オン 2021年5月8日 9:21 am
先日、ガンの告知を受け、心がざわめき立っていました。
でも、8章14、15節の御言から、私は「恐れをいだかせる奴隷の霊を受けたのではなく、子たる身分を授ける霊を受けた」者であるという確信を固めました。
私はすべて神の御霊に導かれている神の子なのですから、「アバ、父よ!」と呼びながら今日も恐れに打ち勝つ勇気を賜りたいと思います。