作者

すべて見る
Amy Boucher Pye

Amy Boucher Pye

エミー・ブシャー・パイ氏は、北ロンドン在住のライターで講演活動もしています。著作にはThe Living Cross: Exploring God’s Gift of Forgiveness and New Lifeがあります。また、Finding Myself in Britain: Our Search of Faith, Home and True Identityで賞を取りました。英国のWoman Alive Book Clubを運営し、牧師館で家族と暮らしています。ブログ(英語)をwww.amyboucherpye.comまたはFacebookかTwitterの (@amyboucherpye)で読むことができます。

寄稿一覧 Amy Boucher Pye

正式な養子

養子縁組が法的に認められ、ミレーナの出生証明書と旅券を夫婦で受け取ったとき、リズはうれし涙を流しました。今日からミレーナは正式に自分たちの娘で、家族の一員です。その過程を振り返る中で、リズは、人がイエスの家族になった時に起こる真の身分変更について黙考しました。私たちは、生まれながらの罪や欠けに縛られず、神の養子になって、神の御国に正式に完全に入れられたのです。

内住のキリスト

幼かった娘に内住のキリストについて説明したことがありました。イエスはあなたの内におられる、と言うと、娘は「ポンポンにいるの?」と尋ねました。私は「イエスさまを食べちゃったわけではないけれど、そこにおられるのよ」と答えました。

増し加わる恵み

ルワンダの虐殺で夫と子どもを殺害した人を赦した経緯を振り返り、ベアタは「私はイエスの御業を基として赦しました。イエスは古今のすべての悪い行いに対する罰を身代わりに受けられたからです。私たちの勝利は、唯一、主の十字架です」と言いました。

王家の人

シルヴィアは夫婦でスコットランドの舞踏会に行き、英国の女王に会いました。その後、女王一家が訪問を希望されていると言われ、ふさわしく歓迎できるかしらと不安でした。卓上に飾る花を庭で摘んでいても、胸が苦しくなりました。すると、神が語られました。王の王なる神が、いつもともにいるではないかと…。シルヴィアの心は平安になり「要するに、ただ女王さまが来られるというだけなんだから」と思えました。

蜜よりも甘い

その日は皆が万国博覧会に行くだろうと、シカゴの全劇場は閉まっていました。1893年10月、70万人以上が博覧会に集う一方で、ドワイト・ムーディ(1837-1899年)は、町の反対側のホールをキリスト教の教えを聞く人々で埋め尽くそうと考えていました。友人のR.A.トーリー(1856-1928年)は、大丈夫だろうかと心配でした。しかし、神の恵みにより成功したのです。トーリーは後に、ムーディが「この世界が心から知りたいと希求している書、つまり聖書」を知っていたので、人々が集まったのだと結論づけました。そして、多くの人がムーディのように聖書を愛し、心を込めて日々読んで欲しいと思いました。

朝ごとに新しい

弟のポールは重度のてんかんを患い、10代になるとさらに悪化しました。夜間の発作は6時間以上も続き、当人にも両親にも耐え難いものでした。医師は一日の内の数時間は意識のある状態を確保しながら発作を抑える方法を模索しましたが、うまくいきません。両親は「神よ、神よ、助けてください!」と泣きながら祈りました。

神ではない

自分が高慢ではないかセルフチェックすることを、C.S.ルイスは『キリスト教の精髄』の中で勧めています。ぞんざいに扱われる、無視される、見下される、自慢を聞かされる。このような扱いを受けたとき、どれほどの嫌悪感を抱くかがひとつの指標です。ルイスは、高慢は諸悪の根源で、家庭や国家を惨めな状況にすると考えました。それは「霊の癌」で、愛、満足、良識を食い尽くすと述べました。

すべてをささげる

芸術を極める途上でイエスと人々に仕えるために方向転換をした人たちがいます。ジェームズ・O・フレイザー(1886–1938)は、コンサートピアニストになる夢を捨て、中国のリス族のために尽力しました。聖歌541番「みなささげまつり」を書いた米国人のジャドソン・ヴァン・デーフェンテル(1855–1939)は、芸術家の道を捨て、巡回伝道者になりました。

成熟のプロセス

チャールズ・シメオン(1759-1836)は英国ケンブリッジで50年牧師をしましたが、新米の頃、近所の教会の牧師ヘンリー・ベンと娘たちに会いました。シメオンはきつくて自己主張が強い、と娘たちが言うと、ベンは、桃の木から実を取って来るように言いました。娘たちが、熟していないのになぜかと尋ねると、「そうだろう。果実はまだ青いから待たなくてはいけない。太陽や雨の恩恵をもう少し受けるなら、熟して甘くなる。シメオン先生も同じだよ」と言いました。