子どもたちを車で学校に送るとき、大きなヘッドフォンをつけ、カラフルなハイソックスを履いて大きく手を振り大股で足早に歩く女性を見かけます。これはパワーウォーキングというスポーツで、常にどちらかの足が地面に接していなくてはなりません。足を速く動かしながらも、走りたいという身体の自然な動きを抑制します。見かけによらず、ランニングやジョギングと同程度のエネルギーとパワーを要します。高い集中力とパワーを制御する力も要します。

制御された力がキーワードです。一見、軟弱に見えて、実は力があるのは、聖書が語る謙遜と同じです。謙遜は、能力や力を卑下することではありません。手足を制御して最高の力を発揮するパワーウォーカーに似ています。

預言者ミカの「へりくだって…歩む」という言葉は、神を待たず先走りする傾向を制御するように教えています。ミカは「公義を行い、誠実を愛し」(6:8)なさいと語ります。私たちは、早く何とかしなくてはと感じます。無理もありません。世の中の不正は目をおおうばかりですから。しかし、私たちは神に支配され、導かれています。私たちの願いは、神のみこころを見ること、そして、地の上に神の御国が到来して、神の目的が達成されることです。