小さな子どもたちが「ハッピーバースデー」の歌を元気に2度繰り返しながら手を洗っています。「それだけの長い時間をかけないと、ばい菌を洗い流せないのよ」と母親が教えたからです。清潔を保つには面倒な作業があります。罪を洗い清めるには、神に立ち返らなければなりません。
使徒ヤコブは、ローマ帝国のキリスト者に、神に立ち返るように促しました。物やお金、人の評価、俗っぽい喜びのために、人を出し抜いたり、戦ったり、口論したりという行為は、教会の人たちを神の敵にしました。そこで、「ですから、神に従いなさい。そして、悪魔に立ち向かいなさい。そうすれば、悪魔はあなたがたから逃げ去ります。…手を洗いきよめなさい。二心の人たち。心を清くしなさい」(ヤコ4:7-8)と警告したのです。しかし、どうやって清めるのでしょう。
「神に近づきなさい。そうすれば、神はあなたがたに近づいてくださいます」(8節)が答えです。ヤコブはさらに「あなたがたの笑いを悲しみに、喜びを憂いに変えなさい。主の御前でへりくだりなさい。そうすれば、主があなたがたを高くしてくださいます」(9-10節)とつづけ、これが清める方法だと述べています。
自分の罪と向き合うなら自尊心が傷つくかもしれません。しかし、神は清めを賛美に変えられます。ハレルヤ!神をたたえましょう。
拭いきれない罪は、あなたの人生のどこにまだありますか。神に清めていただくために、神に立ち返りましたか。
聖なる神よ、あなたに近づけば、清められることを感謝します。あなたに立ち返ります。どうか、私の手と心を清くしてください。