任天堂の『ゼルダの伝説:時のオカリナ』は、世界で700万本以上売れた評判のゲームですが、オカリナの人気にも寄与しました。オカリナは楽器のようには見えませんが、ジャガイモのようなボディーに空いた穴を押さえたり放したりしながら、息を吹き込むと、穏やかで印象深い音を発します。

オカリナ職人は、粘土の塊を手に取り、圧力と熱を加えてこれを作りますが、それは預言者イザヤの言葉を想起させます。「私たちはみな、汚れた者のようになり、…しかし、主よ。今、あなたは私たちの父です。私たちは粘土で、あなたは私たちの陶器師です。…どうかひどく怒らないでください」(イザ64:6、8-9)。つまり、彼は「神よ、私たちはみな罪人です。あなたはすべてを治めるお方。私たちをあなたのための美しい楽器に作り変えてください」と懇願しているのです。

神は彼の願いどおりにしてくださいました。私たちの罪を贖うために御子イエスを十字架にかけ、御霊と歩調を合わせて歩もうとする私たちを内から作り変えてくださいます。オカリナ職人が美しい音色の楽器を作るように、神も私たちにみこころを成されます。つまり、私たちをイエスに似た者にしてくださいます(ロマ8:29)。