孫のカルムが訪ねてくると、袖の先にミトンが付いた妙なシャツを着ていました。慢性湿疹のかゆみのために、皮膚を引っかいて傷つけないようにするためです。7ヵ月後、娘も同じような症状に悩まされ、自分もミトンのついたシャツが必要だと言いました。息子の辛さが分かったと語りました。

彼女の言葉に、コリント人への手紙第二1章3~5節を思い出しました。使徒パウロは、神は、すべての慰めの神だと述べました。そして「神は、どのような苦しみのときにも、私たちを慰めてくださいます。こうして、私たちも、自分自身が神から受ける慰めによって、どのような苦しみの中にいる人をも慰めることができるのです。それは、私たちにキリストの苦難があふれているように、慰めもまたキリストによってあふれているからです」と語りました。

神は時に、私たちを病気や喪失、危機などの試練に遭わせます。キリストの十字架の苦しみの意味を噛みしめ、神を慰めと力にすることを教えようとされるからです。このことを学ぶなら、私たちは苦しんでいる他の人を慰め、励ますことができます。あなたが苦しみの中で受け取った慰めを、今日、分かち合うべき人は誰でしょう。