Category  |  苦しみ

神に受け入れられて

彼は、自分が差別されたにもかかわらず、病人を懐具合で差別することなく、全ての患者を診ました。医学部で優れた成績を収めましたが、肌の色を理由に、ロンドンのどの病院にも採用されなかったので、1913年、自宅で開業しました。貧しい人々を無料で診療することも度々でした。ハロルド・ムーディー医師は、差別されている人々を助けることに生涯をささげ、「英国のマーティン・ルーサー・キング」と呼ばれました。彼は、世の中の人に拒絶されても、それで人生が決まるわけではないと示したのです。

友人の言葉

当時26歳の私は、バイブルスタディーで発せられる後ろ向きのコメントにがっかりしました。その人たちは、いろいろな問題を抱えていたのです。私は「クリスチャンなのに、前向きでないのはなぜ? 神の約束を知っているのに、明るくなれないの?」と質問しました。永遠の命と天国の約束は当然ですが、その他にも、神は御民を顧みられると、聖書は各所で語っています。牧師は何も言わず、にっこりして、次の話に移りました。私はなぜか、この時のことが長い間、忘れられませんでした。

涙の中の慰め

夜9時頃に母から電話がありました。「お父さんが亡くなった」。覚悟はしていましたが、ショックでした。父は、痛み、苦しみから解放されたのに、それからの数週間、私は悲しみの涙に暮れました。

神に目を向ける

本のレイアウトデザイナーのエリースは、動揺を抑えきれません。明日が締切日なのに、採用した写真が使えないと印刷会社に言われたのです。修正には膨大な時間が必要です。しかし夫のサムは言いました。「心配しても始まらない。神に祈ろう。そして二人で、徹夜で頑張ろう。このソフトを使えば、時短になるかもしれない」

助けてくださる神

ある女性が9歳の息子をキャンプ場に送り届ける途中、道を間違え、カリフォルニア州シエラネバダ山脈の人里離れた森で動けなくなりました。スマホの電波も届かず、GPSも圏外です。丸1日が経ち、車中で夜を明かし、切羽詰まった女性は、息子を連れて歩き出しました。そして、「助けて。息子と二人、遭難しています」と、道すがらに、書いていきました。一方、予定時刻にキャンプ場に現れなかった二人の捜索に派遣された救助隊は、車やメッセージを発見し、すぐに二人を見つけ出しました。

忍耐は喜びに続く

我が家の玄関に続くレンガの階段の隅っこに、赤いベゴニアが咲いています。植えたわけではありません。つり鉢から種が落ちたのでしょう。決して良いとはいえない生育環境の中、毎年、この時期に花が咲き、忍耐の美しさを私たち夫婦に思い出させてくれます。

神が慰めてくださる

水の流れ落ちる音は、ニューヨークの9.11メモリアルプールに到着したことを知らせていました。もっと早く来なかったのは、2001年のあの日の悲劇を思い出すのが怖かったからです。ツインタワーの跡地に造られた二つの反射池の周りを歩き、壁に刻まれた犠牲者の名前や、愛する人に手向けられたバラを見て、深く心を動かされました。

神は愛の目を注ぐ

ミシガン州の二つの半島を結ぶ全長8キロほどのマキナック橋を徒歩で渡る。これは、1958年から米国の「労働者の日」に行われる州の恒例行事です。私たち夫婦も完歩して、公園のベンチで休んでいました。すると、1人の男性が隣に座り、すぐに彼の妻と大人の娘もやって来ました。私たちは、彼らがキリスト者で、10代の娘を亡くすという私たちと同じ経験を乗り越えてきたことを知りました。

神にある希望

アルコール依存の父親の家庭内暴力が原因で、パブロは10代で家を出ました。叔父の家に住んで高校を卒業し、結婚して3人の子どもに恵まれました。しかし、悲しいことに、自分が逃げ出した過去を繰り返してしまいました。アルコール依存と破壊的な行動によって、家族が引き裂かれ、妻子、家庭、仕事などを失いました。全てが崩れ去ったのです。「もともと過酷な人生だったが、更に悪くなった」と語ります。