ジェンは両足無く生まれ、病院に置き去りにされました。養子縁組をして、愛情を注いでくれた人たちのおかげで、今日があると語ります。養父母は、決して、できないとは言わせず、生まれついた身体には意味があると納得させてくれ、どんな夢を追うことも応援してくれました。彼女は現在、曲芸師として活躍しています。困難に対しては前向きの姿勢で臨み、人にもそうするように勧めます。
聖書の偉人の中には、当初、その任には力不足、または、ふさわしくない、と思える人が何人もいます。しかし、神は彼らを用いました。例えば、モーセはエジプトから民を脱出させよと命じられると抵抗し(出3:11、4:1)、「私は口が重く、舌が重いのです』」と述べました。神は「『だれが人に口をつけたのか。だれが口をきけなくし、耳を聞こえなく……したりするのか。それはこのわたし、主ではないか。さあ行け。わたしがあなたの口とともにあって、あなたの言うべきことを教えよう』」(4:10-12)と言われ、尚も躊躇すると、代弁者アロンを遣わされて、2人を助けると約束されました(13-15節)。
全ての人には存在理由があります。神は各人を助ける人や必要なものを提供して、神のために生きられるようにしてくださいます。
神に分不相応な役目を命じられたと感じたことはありますか。そのとき、神はどのようにして助けてくださいましたか。
神よ、自分のことは自分で、と放り出されなかったことを感謝します。あなたの愛と導き、助け人の派遣を感謝します。