チャールズ・ゴードン将軍(1833-1885年)は、ビクトリア朝時代の英国の軍人で、中国など世界各地で任務に当たりましたが、英国にいるときは、収入の9割を寄付しました。ランカシャー地方で飢きんが起きると、授与された勲章の銘刻を削り取って現地に送り、その金を溶かして換金し、困窮者に食事の配給をするように言いました。その日の日記には「唯一残された価値あるものを、主イエスにささげた」と記されています。

ゴードン将軍ほど太っ腹な支援はなかなかできませんが、神は、ご自分の民に、貧しい人たちの目配りをしなさいと、常に語っておられます。モーセの律法は、「貧しい人と寄留者のために」、畑の縁まで刈り取るな、また、落穂を拾うなと命じます。ぶどうの収穫では、地に落ちた実は残しておくように命じます(レビ19:9-10)。私たちが、社会的弱者の存在に気付いて彼らを支援することを、神は望んでおられます。

今までのことはともあれ、困っている人の支援をしたいと思う気持ちを高めていただけるように、神に祈りましょう。そのためのアイデアも神に求めましょう。神はご自分の愛を示す方法を喜んで教えてくださいます。