金融業を引退したホイットニーが2020年3月、ニューヨークのセントラルパークを歩いていると、十字架をつけた知らない慈善団体のトラックが何台もありました。防水シートやテントを積んでいます。コロナ患者の仮設病院を設営していると聞くと、彼は出来ることはないかと尋ねました。そして、宗教や政治理念が異なるにもかかわらず、何週間も支援しました。彼は、出会った人は皆、純粋に良い人で、自分の街がどうしようもなく困っていたとき、誰に雇われるでもなく助けに来てくれたと、彼らの行為を称賛しました。

普段なら交流のない人々が感染症対策で協力したので、キリスト者は、福音の光を分かち合う新たな機会を得ました。イエスは山上の説教で「あなたがたの光を人々の前で輝かせなさい。人々があなたがたの良い行いを見て……」(マタ5:16)と言われました。聖霊に教えられ、愛と親切に満ちた善良な言動をするなら、私たちはキリストの光を輝かせます(ガラ5:22-23)。イエスに頂いた光を生活の中で輝かせるならば、人々は天におられる私たちの父をあがめるようになり、神に栄光が帰されます(マタ5:16)。

キリストが何としても必要な世界で、地の塩、世の光としていただきましょう。キリストの光を今日も輝かせられますように。