学校で辛かったことを悟られないように平静を装ったことがありました。しかし、母は「何かあったの?」と尋ね、続けてこう言いました。「『別に』と答える前に忘れないでほしいのだけど、私はあなたを産んだ、あなたの母親で、あなた以上にあなたのことを知っているの」。母は、私という人間を十分に知っているので、肝心な時にはいつでも味方になれると、いつも言っていました。
キリスト者は、あなたを知り尽くした神に守られています。詩篇を書いたダビデは、「主よ あなたは私を探り 知っておられます。あなたは 私の座るのも立つのも知っておられ 遠くから私の思いを読み取られます」(詩132:1-2)と語り、神が御民に万全の注意を払われると賛美しました。神は隠れた思いや望み、行動など、何もかもをご存じなので、あなたにとって、神の愛と配慮の域外はあり得ません(7-10節)。ダビデが「私が暁の翼を駆って 海の果てに住んでも そこでも あなたの御手が私を導き あなたの右の手が私を捕らえます」(9-10節)と語るとおりです。どういう状況にあったとしても、神に呼びかけ祈るなら、神は愛と知恵、必要な助言を下さいます。それを知っているので、私たちは慰められます。
自分の気持ちを誰も分かってくれないと感じたのはいつですか。そのとき、神のご臨在によって、どう慰められましたか。
神よ、誰も分かってくれないと孤独を感じることが多々あります。あなたのご臨在を思い出させてくださり感謝です。人はどうあれ、あなたは私を見つめ、耳を傾け、私を愛してくださいます。
自分らしく生きるシリーズ「どうして寂しいの? 寂しさの正体」を読んでみましょう。
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