Category  |  神の愛と心配り

主は私の助け主

ラリーはもうすぐ85歳になります。35年前に知り合って以来、私にとって、よい刺激をくれる友人です。退職してから本を書いていたとか、新しいミニストリーを開拓していると聞きましたが、興味を持ちこそすれ驚くことはありません。

神の優しい愛

父親が定期予防接種を受けている生後2カ月の息子を慰める動画は、2017年の投稿時、父親の愛を示すものとして世界中の人の注目を集めました。ある男性が、看護師に注射された我が子をすぐに抱き上げて頬ずりすると、赤ん坊は数秒で泣き止みました。慈しみ深い親の愛ほど子どもを安心させるものはないのでしょう。

神の御腕に抱かれて

歯医者のドリルの音で怖くなった5歳のサラは、椅子から逃げ出し、戻らないと言いました。医者は「分かった、分かった」とうなずきながら、父親のジェイソンに「お父さん、座ってください」と言いました。そして、「お父さんの膝の上に座ってごらん」と、サラを促しました。父の腕に抱かれて少女は安心し、完全にリラックスして治療を受けることができました。

神は堅固なやぐら

映画『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』は、2019年公開の傑作ですが、それを観て原作の感動を思い出しました。特に賢くて優しいママです。私は原作に描かれた彼女の揺るぎない信仰に引かれます。それが娘たちを励ます多くの言葉の土台になっているのです。「問題や誘惑は……たくさんあるけれど、天の父の御力と優しさを感じることができれば全て乗り越えることができるわ」という言葉は特に印象的です。

未知のルート

誘いに乗るべきではなかったのです。私は外国にいて道を知りません。場所も距離も地形もです。その上、ブライアンは俊足です。無理についていって足を痛めるかもしれません。でも仕方ありません。彼を信頼する以外、打つ手はないのです。走り始めると不安が増しました。うっそうとした森のくねくね曲がったでこぼこ道です。しかし、感謝なことに、ブライアンは何度も振り返って私の様子を伺い、悪路の前には警告をくれました。

疲れているとき

定時が過ぎた静かな社内でパソコンの前に座っていました。仕事が終わって気分爽快のはずが、ぐったり疲れていました。仕事の問題や人間関係のことで身体が硬くなり、肩も凝っています。その晩は気分転換にテレビでも見ようと思いました。

落胆の取説

オクラホマ州のある高校生たちは「一生に一度」の卒業旅行のためにお金を貯めてきました。ところが、航空券を買った会社が架空の会社と空港で分かったのです。学校関係者は胸が張り裂けそうだと言いました。しかし生徒たちは、腐らずに最大限に楽しもうと決意して、チケットを寄付してくれた近場の遊園地で2日間を過ごしました。

いつくしみ深き友

しばらく会えない間に、旧友はがんだと告知され、治療を始めました。彼の住む州に行く用事が思いがけずでき、再会することになりました。待ち合わせの店に入り、顔を合わせるや、2人の目に涙が溢れました。もう長く同じ部屋で語らっていません。そして今、死の気配が人生のはかなさを暗示しています。一緒に笑ったり、ふざけたり、冒険したり、泣いたり……。長年の数々の思い出がよみがえり、涙がとめどなく溢れました。見つめ合う目から流れるのは、互いの間にある大きな愛でした。

独りぼっちだとしても

受刑者の体験を聞くと、服役中の最大の問題は孤立と孤独だと分かります。ある調査によると、ほとんどの受刑者は服役期間の長さにかかわらず、家族などの訪問は2度程度しかないといいます。彼らは常に孤独です。