岩に波があたり、しぶきが弧を描くのをスージーと一緒に眺めていました。次から次へと打ち寄せる波を見て、彼女は「海が大好き。私が何もしなくても、動いているから」と言いました。労働を一旦止め休息するためには「許可」が必要だ、と感じる人が多いのは興味深いことです。その許可は「神」が下さいます。神は6日間働いて、光や大地、動植物や人間を造られ、世界を完成されると、7日目には、すべての労働を止められました(創1:31-2:2)。十戒は、神に栄光を帰す健康的な生き方の箇条書きですが(出20:3-17)、「安息日を覚え……よ」(出20:8-11)は、その一つです。安息日は休みの日という意味です。イエスは、町のすべての病人を癒やされると(マコ1:29-34)、翌朝には祈るために寂しいところに退かれたと(マコ1:35)、新約聖書は語ります。私たちの神は、目的をもって働かれ、目的をもって休まれました。
働く場を与えられ、休息を与えられ活力を取り戻す。この神のリズムは自然の中にも見られます。例えば、春に植え、夏に成長し、秋には収穫、そして、冬は休む。または、朝、正午、昼、夕方、夜。神は労働と休息の両方を許可してくださり、それで、私たちの生活を整えてくださいます。
あなたの労働と休息とのバランスはどうですか。日々どのように一服して、神のリズムを反映しますか。